大切な移動手段であり、好きな人にとってはそれ以上の価値を持つ「車」。
新車の購入に憧れを抱いている人も多いと思いますが、
車の購入や所有には相当なお金がかかります。
「車を買うのは良くないこと」というわけではありませんが、
どれだけのお金がかかるのか、本当に必要な物なのかは検討しておきましょう。
この記事では、固定費の削減という観点から、車の購入に関する考え方をご紹介します。
読み終えれば、車の購入に関する考え方を深く理解できるため、ぜひ参考にしてくださいね。
車が本当に必要かどうかきちんと判断しよう
そもそも、車を所有することが本当に必要なのかを考えてみましょう。
ここでは、車に関する考え方をご紹介します。
消費と浪費を混同しない
車に限らず、新しく物を購入するか検討する際には、
消費と浪費を混同しないことが大切です。
消費と浪費の定義は、以下の通り。
- 消費:生活に必要な物にお金をつかうこと
- 浪費:生活に不要な贅沢品にお金を使うこと
生活に必要な移動手段として車を買う場合は「消費」ですが、
なくても困らないのに車を買うのは「浪費」に該当します。
すべての浪費が悪いというわけではありませんが、
固定費を削減したい人は極力浪費を減らすことをおすすめします。
あなたにとって、「車」はどちらでしょうか?
どうしても車が必要なら中古車も検討しよう
地方に住んでいる人や小さい子供が多い家族など、
生活を営むのに車が必要不可欠だというケースもあるでしょう。
消費として車を購入することは、まったく無駄なお金の使い方ではありません。
ただし、車を購入する際には新車だけではなく中古車も選択肢に入れることをおすすめします。
なぜなら、新車だろうと中古車だろうと、「移動手段」としての車の役割は問題なく果たせるからです。
固定費を削減したいのであれば、コストパフォーマンスの高い車を購入すべきだと言えます。
車を所有することによってかかる経費ってどのくらいか把握しよう
車を所有していると、いったいどれくらいの経費がかかるのでしょうか。
車の購入にかかる費用以外にも、ガソリン代・自動車保険代・重量税などが発生します。
また、マンションなどの集合住宅に住んでいる人は、毎月駐車場代も発生するでしょう。
実は、50年間車を所有し続ける場合、合計で4,000万円ほどの費用が発生すると言われています。
車は便利な移動手段であると同時に、所有欲が満たされるものですが、
総額どれくらいのお金がかかるのか理解したうえで購入しましょうね。
家庭環境から本当に必要かどうか確認しよう
車を所有する必要があるかどうかは、家庭環境に大きく起因します。
徒歩圏内に職場・学校・スーパーなどがある家庭や、
駅の近くに住んでいる家庭の場合、車がなくても困らずに生活できるでしょう。
年に数回しか車を使わないのであれば、レンタカーやタクシーを選んだ方が安く済みます。
一方、地方に住んでいて徒歩圏内にコンビニすらない場合、車がないと暮らしていけませんよね。
「かっこいいから欲しい」といった感情的な理由ではなく、
あなたの家庭環境を踏まえて、車が必要かどうか冷静に判断することをおすすめします。
まとめ:どちらがよいかは価値観次第、ただし抑えられる出費は抑えていこう
結局のところ、車を所有する必要があるかはその人の家庭環境と価値観によって決まります。
浪費だとしても、車を所有することで何物にも代えがたい喜びを感じ、
日々の活力となるのであれば、購入すべきだとも言えます。
大切なのは、メリットやデメリットを理解したうえで、車を所有するか選択することです。
車を購入することで得られるメリットと費用を天秤にかけて、慎重に考えてみてくださいね。