もんきちです。
通信費とは、インターネット回線やスマートフォンの利用に対して発生する料金のことです。
現代社会を生きるうえで必ずかかる料金なため、固定費のひとつに含まれます。
この記事では、そんな通信費を安くする方法を2つご紹介します。
毎月の通信費を抑えたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
自宅のインターネット回線を適切に見直そう
皆さんの中には、自宅のインターネット回線の契約内容を
正確に認識していない人もいるのではないでしょうか。
「選択肢の多さや契約内容の複雑で頭がパンクしそうになり、
とりあえず勧められたものを契約した」という人もいるはず。
また「キャッシュバックが貰えてお得だと聞いていたのに、
手続きが複雑すぎて結局受け取れていない…」というケースも起こり得ます。
しかし、自宅のインターネット回線の見直しは、
固定費を削減したい人におすすめの方法です。
インターネット回線を選ぶ際の考え方
インターネット回線を見直した方が良いと分かっていても、
種類の多さから面倒に感じている人も多いでしょう。
そこで、ざっくりとした考え方をご説明します。
回線は大きく次の３つに分けることができます。
- 光回線・ホームルーター
- モバイルルーター（ポケットWi-Fi）
- 格安SIM（デザリング）
順番に見ていきましょう。
光回線・ホームルーターが向いている人の特徴
光回線やホームルーターは、
回線が安定している点や基本的には無制限に通信できる点が特徴です。
一方、他のインターネット回線に比べると、利用料金はやや高め。
動画などの重いデータのやり取りを頻繁にする人、
日常的にオンラインゲームをプレイする人、
高画質の動画をたくさん見たい人には、光回線・ホームルーターが向いているでしょう。
モバイルルーター（ポケットWi-Fi）がおすすめな人の特徴
モバイルルーター（ポケットWi-Fi）は、
持ち運べるため自宅でも外出先でもインターネットを使えて快適です。
ただし、回線の安定性は光回線・ホームルーターに劣りますし、
通信速度制限がかかることもあります。
外でもインターネットを使いたい人、
オンラインゲームや重いデータの送受信などはあまり行わない人におすすめです。
格安SIM（テザリング）がおすすめな人の特徴
「インターネットを使うのは、SNSや動画を見るときくらい…」という人は、
格安SIMの回線を使ってテザリングするだけでも十分でしょう。
テザリングとは、スマートフォンをモバイルルーター化することを言います。
つまり、テザリングを活用すれば、スマートフォンひとつでどこでもインターネットを使えるのです。
光回線やポケットWi-Fiに比べると通信速度はやや遅いため、
重いデータの送受信やオンラインゲームをしたい人には不向きです。
一方、費用がかなり安いため、
通信速度の速さを重視していない人やコストを最小限に抑えたい人に向いています。
なお、格安SIMについては後ほど詳しく説明します。
回線を選ぶ時は、使用場所・シーン・通信速度などを考えた上で選びましょう。
インターネット回線の契約時の注意点
インターネット回線を契約する際には、これから紹介する3つの点に注意しましょう。
- 不利な契約内容がないか
- 利用開始までにかかる時間
- キャッシュバックキャンペーンの受け取り方法
順番に見ていきましょう。
１．不利な内容は契約書に小さく記載されがち
最低契約期間や通信速度制限などの、
私たちにとって不利な内容は、契約書に小さく書かれる傾向にあります。
最低契約期間は2年と定められていることが多く、
契約期間以内に解約をする場合違約金が発生することもあります。
また、通信速度制限に関しては「無制限」と謳っていながら、
実際には速度制限がかかる場合があります。
うっかり見落として後悔することのないよう、契約時によく確認しましょう。
２．契約申し込みから利用開始までに時間がかかる場合も
インターネット回線は、申し込みをしたらすぐに利用できるとは限りません。
申し込み後に、インターネット回線の開設工事が必要となる場合もあります。
そのため申し込み時に、利用開始日はいつになるのか確認することをおすすめします。
３．キャッシュバック受け取りの手続きが複雑
「インターネット回線を契約するとキャッシュバックを受け取れてお得」
と謳っている会社が多く存在します。
しかし実際には、契約から数か月後にキャッシュバックの案内メールが届いたり、
迷惑メールフォルダに振り分けられたりして結局キャッシュバックを受け取れないケースがあります。
「キャッシュバックが高くてお得だから」という理由だけで契約してしまうと、
結果的に損をすることになりかねないため気を付けましょう。
キャリア契約が必要なのか考え、格安SIMを検討してみよう
スマートフォンの利用料金を抑えるには、
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるのも有効です。
とはいえ、「格安SIM」と聞くと怪しく感じる人もいるのではないでしょうか。
しかし格安SIM会社は、大手キャリアの設備を借りて余分なサービスを省いて提供しているため、
大手キャリアに比べ品質が大きく劣ることはありません。
格安SIMは決して怪しいものではなく、安心して使える便利なサービスなのです。
格安SIMを使えば毎月5,000円安くすることも可能
大手キャリアから格安SIMへと乗り換えた場合、
なんと毎月5,000円も安くすることも可能です。
大手キャリアの利用料金の相場が月8,000円なのに対し、
格安SIMは月3,000円ほどで利用できるためです。
月5,000円安くなるということは、年間で考えると6万円も固定費を削減できるいうこと。
コツコツと食費を削ったりするよりも、よほど効率良く固定費を下げられますよ。
「今契約している大手キャリアを解約すると、違約金が発生してしまう…」という人でも、
違約金を払ってでも乗り換えた方がお得なケースもあります。
格安SIMにデメリットってあるの？
大幅に通信費を削減できる格安SIMですが、
デメリットも把握したうえで利用を検討したいところですよね。
格安SIMの主なデメリットは、以下の4点です。
- 昼や夜などの混雑時に通信速度が遅くなることもある
- キャリアメールを使えない
- LINEのID検索機能が使えない
- 購入できる端末が限定される
通信速度が遅くなることを心配する人が多いですが、
SNSやLINEを使うのには支障のないレベルなため、それほど気にならないと思います。
スマートフォンの利用料金が月5,000円安くなるというメリットと、
上記の4つのデメリットを天秤にかけて、格安SIM乗り換えるか検討してみて下さいね。
まとめ：現状を確認して安くできる可能性があるのならば、すぐ行動しよう
本記事では、通信費を抑える方法として、
インターネット回線の見直しと格安SIMへの乗り換えについてご紹介しました。
日ごろ食費や光熱費の節約を心がけている人でも、
通信費に関しては「複雑そう」と後回しにしてしまうことが多いです。
しかし、通信費の見直しは大幅な固定費の削減に繋がるため、とてもおすすめな手段です。
少しでも安くできる可能性がある人は、今すぐ行動に移してみて下さいね！
